宅配ネット買取をしてもらうとき、本人確認が必要になります。これは、身分証明書を使ったものなのですが、絶対に必要なものとなりますから、避けて通ることは出来ません。
そもそも、中古の品を売るときに身分証明が必要というのは、古物営業法という法律があります。どのお店を利用するにおいても必ず必要になるもので、本人確認が要らないというお店の方が反対に怪しいくらいになります。ちなみに、この本人確認に関しては、1回やってしまえば次回からは不要ということが多いです。
【何が身分証になるか】
身分証として使うことが出来るのは、運転免許証、健康保険証、パスポート、年金手帳で、これらについては住所の記載があるものに関して利用が出来ます。そして、写真つきの住民基本台帳カード、住民票原本の写し、印鑑登録証明書、戸籍謄本、抄本の写しについては苗字が変わったばかりのときに必要になります。ちなみに、ここで重要なのは写真がついているものということになります。写真がないからダメじゃないのか?と思われるような印鑑登録や戸籍謄本などは当然役所で手続きを踏まなければとることが出来ないもので、免許証も必要になりますから十分な本人確認になるのです。
こうしたもののコピーをとって送付する、あるいは写真に収めてデータとして確認してもらうことになります。原本を送るということは原則ありませんから安心できますし、そもそも原本を送れというところは大体怪しいところですから十分に気をつけるようにしましょう。
【使えないもの】
ちなみに、身分証明書として使えないものもあります。たとえば、公共料金の領収書があります。これは変な話ですが、その辺の家からでも持ってくることが出来る場合もあります。ですから、普通に身分証明書としては認められないことになります。それから、住所の記載がない書類というのもまた問題外になります。住所があって名前があって、それで本人の確認が取れるわけですが、それが出来ないとなるとやはり本人確認にはなりません。
【18歳未満は?】
そして、18歳未満の場合ですが、保護者の署名や捺印が必要になってきます。時と場合によっては、保護者様に対して電話確認が行われる場合もあります。ちなみに、ショップによっては18歳以上でなければ利用できないこともありますから、事前にしっかりと確認することが大事となります。