宅配買取と店頭買取というのは、いったい何が違うのでしょうか。大きく見たとき、宅配買取はネットや通販を使って行われるものであり、店頭買取は実店舗で行うものであるという見方が出来ます。では、この2つに関しては、どのような違いがあるのでしょうか。
【運営費について】
まず異なってくるのは運営費という面です。店頭買取の場合だと、実店舗の保有になりますから、運営するためにはかなりの費用がかかってきます。これは、賃料や人件費はもちろん、光熱費もかかってきます。それから、フランチャイズのお店の場合はそれに関連する費用が発生するケースもあります。それに対して宅配買取の場合はサイトでの運営になりますから、運営費がほとんどかからない場合が多いのです。
この運営費がかからないということに関しては、何が異なるのかということですが、買取金額に対して余裕が出てきます。買取のお店によって異なるのですが、コストカットが出来ますから、高額査定が出来る可能性が出てくるというわけです。
【査定方法】
それから、査定方法についてもこの2つには大きな違いがあるのです。店頭買取の場合、予約してから査定ということではなくて、接客をはじめとした業務を中断してからの査定になります。ですから、ある程度のマニュアルを決めて査定対応をしているところが多いです。これに対して、宅配買取の場合は、専門の査定をするスタッフが送られてきた商品の査定を行います。ですから、そのほかの業務に追われて・・・ということではありません。
要するにどのような品であっても、ゆっくりと査定をする時間が持てるわけですし、限定物などについても間違った額を出されてしまう心配がないというわけなのです。
【入金スピードが異なる】
そして、査定から入金までのスピードについてです。これは、店頭買い取りの場合だと、売りたい商品を持ち込むことによって査定が始まります。品の数にもよりますが、数十分もあれば査定は終わりますし、合意によってその場で現金を持ち帰ることが出来ます。それに対して宅配買取の場合では、発送までまず時間がかかりますし、査定開始までも時間がかかってしまいます。さらには入金までも時間がかかるというように、とにかくすべてにおいて遅いというのが特徴的になります。期間はショップによって異なりますが、大体1週間前後はかかると思って間違いないでしょう。
こうした違いが店頭買取と宅配買取にはあります。いずれにしてもどちらを選ぶのかについては個人の自由です。時間的に余裕があって、しっかり査定してほしいならば宅配買取、お金がすぐに欲しいというのならば店頭買取をしてもらうと良いのではないでしょうか。