宅配買取で詐欺にあうリスクについて。

宅配買取というのは、先に商品を相手に送るというシステムがありますから、どうしても詐欺に逢う可能性というのは0ではありません。インターネット上ですから、近くに相手がいるわけでもないですし、中には危険な業者だってあるのです。では、この詐欺をしてくるような業者というのは特徴がいくつかありますので、その点について紹介します。

【特徴について】
まず、詐欺の業者の特徴としては、返送料が有料だということです。宅配ネット買取の業者というのは、一般的には業者に送るまでのお金は無料だけれど、査定額に納得できない場合は有料にしているところが多いです。中には無料としているところもありますが。これは、送料を無料にすることによって査定の品を集めることが出来ますし、返送料を有料にすれば、査定額に納得がいかない場合でも、買取に応じてしまうケースが多くなるからです。そういうことを業者は理解していますから、まずは送料無料で客引きをします。そして、ありえない金額での買取を提案します。そして断られたときに有料での返送ということを伝えて、安く商品を仕入れてから転売をすることによって、利益を得るというものなのです。

【買取価格を明記しない】
それから、買取価格表をネット上にアップしないところがあります。買取価格表を掲載しない場合、詐欺業者は金額を好きに設定することが出来ます。たとえば高価買取とか買い取り価格がアップしますという風なことが書かれているのですが、実際のところ何が基準になっているのかというのがまったく分かりません。たとえば、価格表があって、そこから10%アップというのが明確に分かっているならば問題はありませんが、そもそもの基準がありませんからどうしようもありません。具体的な価格が分かるところを選ぶようにしたいものです。

もちろん、これはすべての業者に関して言えることではないのですが、この2つが当てはまるようなところの場合、詐欺を行う業者である可能性が高くなってきます。十分に気をつけたいところではありますね。